千葉市   千葉みなと「オアシス」登録 

千葉市    千葉みなと「オアシス」登録 千葉市、海辺から魅力発信へ

 

千葉市中央区の千葉みなとエリアが、海辺に憩いの場をつくろうと国交省港湾局が推進する「みなとオアシス」に新たに登録されることが決まった。県内3カ所目で、市は登録を機に港を核にした魅力発信やにぎわいづくりに一層力を入れる。24日、同エリアで、登録証交付式や市民向けイベントを行う。

同局によると、みなとオアシスは市民が継続して地域振興に取り組んでいる施設を登録する制度。新たに登録される「みなとオアシス千葉みなと」内には、旅客船ターミナル複合施設「ケーズハーバー」や桟橋、港を一望できる千葉ポートタワーなどがある。

市はこれまで、各種イベントやダイビング体験などを通じてエリアの魅力を発信してきた。今後は、施設所有者や関係事業者でつくる「千葉市みなと活性化協議会」がみなとオアシスを運営し、住民らとも連携して地域活性化を図る。

同日の登録証交付式には熊谷俊人市長らが出席し、いかりをかたどった高さ4メートルの記念モニュメントを除幕。イベントは午前10時~午後3時半、海の幸を使ったみそ汁の振る舞いや特別クルーズ、ステージイベントを予定している。

熊谷市長は22日の定例会見で「市民が海に親しむライフスタイルができて初めて地域活性化につながる。千葉みなとを“オアシス”だと感じてもらえるよう、ソフト面でも力を入れたい」と意気込んだ。